洗濯槽の掃除 黒カビ退治に一番良いのは分解洗浄!その本当の理由とは?
洗濯物につく黒いワカメのようなもの・・・
その名も黒カビ・・・
クリーナーを使っても3ヶ月もするとまた洗濯物に付着してくる憎いやつ・・・
黒カビと戦う皆さんにおすすめの方法をお伝えします。
洗濯槽の掃除 黒カビに一番のおすすめは?
洗濯槽の掃除、特に黒カビに対しての掃除には
①塩素系クリーナーを使う
(カビキラー等ドラッグストアで買えるもの、量販店で売ってるメーカー専用の強力クリーナーなど)
②酸素系漂白剤を使う
(シャボン玉石鹸やエスケーなど)
この2パターンが多いですよね~。
テレビで掃除を特集している番組では酸素系を使ったりしているので
最近は塩素系ではなく酸素系漂白剤を使ってされる方が多くなってきているのではないでしょうか。
ネット上でも酸素系は汚れが落ちる!と書かれているのをよく目にします。
私も自宅の洗濯機がまだ購入して3年なのですが、しょっちゅう黒カビがつくんですよ~
3、4ヶ月に1回は掃除してるのに!
塩素系(ドラッグストアで買えるもの)や酸素系は何回もやりました。
塩素系では全く落ちている感じがしなく、酸素系を使って黒カビがワッサワッサ浮いているのを見て
驚愕しました。
汚れが目に見えて取れているのがわかるってすごく満足感があるんですよね。
酸素系は何回もしましたよ~
エスケーのクリーナーはほんとに入れた途端に黒カビがワサ~と浮いてきて、すごいなぁと思ったもんです。
ただ、酸素系を使ったことのある方なら知っていると思いますが、クリーナーを使った後、
洗濯機を高水位で何回回しても残っている黒カビがこれでもかとしつこく出てくるんですよね。
5、6回以上回してるのに。。
これがもうめっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ面倒臭いのです。
黒カビが出る度にネットですくって捨ててを繰り返し(そのまま流すと排水が詰まったら嫌なので)時間はかかるし
拘束されるし水はもったいないしで洗濯槽を掃除するとなると気合がいるわけです。
半年に1回ぐらいならまだしも2、3ヶ月に1回はしんどい&面倒臭い!
そして悲しいことにこれだけ時間と労力を使っても完全には取りきれていないんですよね。
なの私は決心しました。
分解洗浄をしてもらうことを!てっとり早くすっきりしたい!
というわけで黒カビ掃除の一番のおすすめは業者に分解洗浄を頼むことです。
そりゃそうだろ!(当たり前やん)という声が聞こえてきそうですが・・
なんのひねりもない答えですみません。
費用もクリーナー代の何十倍もかかる答えですみません。
でも、分解洗浄を頼んでみて汚れを落とす以外に
びっくりしたこと&頼んでよかったことがあったので後述します。
分解洗浄をした洗濯機のビフォーアフター
分解洗浄をするとどれだけ綺麗になるのか、まず目で見て確認してみて下さい。
我が家の洗濯機は東芝製のDDインバーターです。
2013年製なので使用して約3年です。
これまで自分での洗濯槽掃除は7、8回はやってきました。
前回掃除したのは4月の頭です。
ビフォー
自分で掃除してから3ヶ月の洗濯槽の状態がコレです。洗濯槽の底にぎっしりと黒カビが・・・
洗濯槽側面は思ったより綺麗でした。
パルセーターの裏側もびっしり・・・ヘドロですね。。
洗濯槽を外した後の洗濯機 水がかからない上部にまで黒カビが・・・これは分解しないと掃除できない。
3ヶ月前に掃除したのにもうこんなにぎっしりとついていたことにびっくりです。
まぁ自分で掃除してたけど、きっとしっかり取れていなかったんだろうなと思います。
酸素系を使って浮いてくる黒カビにニヤニヤしてましたけど、きっとあのとき浮いていた黒カビは
ほんの一部だったんでしょうね。
分解した後は業者の方にお風呂場を使ってもらってゴッシゴシ洗ってもらいました。
アフター
びっしりついていた汚れはどこにもありません。
側面はツルツルピッカピカになって鏡のように反射するようになりました。
パルセーターもきれい。
洗濯機本体も綺麗にしてもらいました。
内釜もピカピカ~
洗濯槽 分解洗浄がおすすめな本当の理由
分解してまるごと洗ってもらえるのでこのようなメリットがあります。
・クリーナーでは落とすことのできない部分(水がつからない洗濯槽の上部、洗濯機本体部分の上部)
までしっかりと落とせる
・業者の方に1時間半ほどで作業を終了してもらえるので、1日洗濯槽につきっきりでなくて良い
・無駄に洗濯機を回さなくて良いので節水になる
そして今回分解洗浄を頼んだことにより、洗浄してくれた業者の方から
驚愕の事実を知ることができました。
それは、
「市販されている塩素系、酸素系のクリーナーはおすすめしない」
ということです。
これを聞いたとき、“今後もリピーターになってほしいからそう言ってるんだろう”と
思ったのですが、業者さんいわく
そもそも洗濯槽には黒カビや汚れがつきにくいようにコーティングされているらしいのです。
それが塩素系や酸素系クリーナーを使うことでコーティングがはがれてきてしまい、
クリーナーを使えば使うほど黒カビが発生しやすくなる、
ということでした。
なんとっ!!!
今までお金と時間と労力を費やして黒カビ掃除をしていたのが逆に黒カビを増やす手助けをしていたことになるなんて・・・
確かに分解してもらった我が家の洗濯槽は真ん中部分のコーティングが剥がれてツヤ感がなくザラっとしていました。
(わかりにくいかもですが、上部分と真ん中部分では光沢の差があります)
ザラザラしているのでそりゃ汚れもつきやすくなるよなぁと納得です。
ちなみに、剥がれてしまったコーティングは洗浄業者さんが+アルファの料金で(泣)再コーティングしてくれました。
きちんとメンテナンスをすれば、コーティングは1~2年はもつとのことです。
洗い上がりの洗濯槽はピッカピカのツルッツルです。
これでまた黒カビがつきにくい仕様になりました。
でも、つきにくくなってはいても、つかないようにはならないのです。
このまま普通に洗濯しているといずれまた黒カビが発生してしまいます。
でも市販のクリーナーは使ってはダメ・・・
じゃあまた洗浄業者さんに頼まないといけないのか(泣)?
長くなったので次回に続きます。
さいごに
今まで自分で何回も洗濯槽を洗い、黒カビと戦い続けてきましたが、
やってもやってもまた出てくるのでいたちごっこなんですよね。
頑張ってもスッキリ綺麗にならないので達成感をあまり感じられず
ついに分解洗浄に手を出してしまいました。
我が家の洗濯機でかかった費用は
基本料金11000円
再コーティング2000円
合計13000円でした。
けっこうしますよねぇ。。
そうそう頻繁にはできない金額です。
これから黒カビを発生させないようにがんばらなければ!