遠方で帰れない!お彼岸にお供え物を送るべき?金額や手紙の例文を紹介
結婚して初めてのお彼岸を迎えようとしているけれど、
旦那実家は遠くてそうそう帰ることができない場合、
お供え物だけでも送った方が良いんでしょうか?
特に義母から何かを言われているわけではないけれど、
勝手に送っても迷惑にならないか、送らなければ非常識だと思われるのか、
このような場合、嫁としてどうすれば良いんでしょうか?
お彼岸にお供え物は送るべき?遠方で帰れない場合
旦那さんの実家がお彼岸でお墓まいりや法要などを行う場合だったら、
事前に旦那さんにも声かけがあるかもしれませんが、
お仏壇がなかったり、お盆にお墓参りをするからお彼岸は特に何もされていない場合もあります。
わからない場合、まずは旦那さんに聞いてみましょう。
「もうすぐお彼岸だけど、お供え物とか送った方が良いのかな!?」etc
で、旦那さんも知らないor分からない場合、何も聞かずにお供え物を送るのではなく、
一言電話でお義母さんに行けなくてすみませんとお伝えしておきましょう。
(旦那さんから聞いてもらうという手もありますが)
「秋のお彼岸のことなんですが、今回は帰れそうにないんです。すみません。
また年末帰ったときにお参りさせて下さい。」など。
遠方だと義実家もそうそう帰れないことはわかっていると思います。
一言あるだけで、こちら(嫁)がお彼岸のことを気にしてくれているということが
伝わるので、それがポイントです。
またもしお彼岸を特にされていないのであれば、電話した際に
「うちは特に何もしていないから気を遣わないで~」
という返事があるかもしれません。
何もしていないということであればお供え物も送る必要はないですしね。
わからない場合はアレコレ妄想するよりも聞くのが一番です。
お彼岸のお供え物の金額はいくらぐらい?
お彼岸に送るお供え物の相場は品物の場合3000円ほどです。
お金を包む場合は3000~5000円ほどが相場です。
お金+品物の場合、3000円のお金+2000円の品物を用意される方が多いようです。
お金を送るかどうかは家族や地域によって違うので、一概には言えませんが、
お彼岸に行けなくて郵送する場合はお金よりもお供え物(品物)を送る場合が多いです。
のし袋、のし紙は何を使う?
水引き:白黒or双銀(関西は黄白)の結び切り
→画像 結び切り
表書き:上 「御仏前」「御供」
下 フルネーム(旦那さんの)
注意!!
忌明け前の仏様がいらっしゃる場合(亡くなって49日がまだ過ぎていない場合)
「御仏前」ではなく「御霊前」とします。
お彼岸のお供えのおすすめは?
・ご先祖さまが好きだったものを知っていればそれにちなんだもの
・洋菓子
・和菓子
・果物
・生花やフラワーアレンジメント
・お線香
等。
一般的にはお菓子を贈られる方が多いですね~。
お菓子を選ぶポイントは「日持ちのするもの」「分けやすく個包装されているもの」を選びましょう。
もしお彼岸に親戚が集まる場合だと、帰りにお下がりとしてお供えしたものをみんなでわけて
持って帰るので分けやすい物が良いです。
お供え物の数について
日本では昔から奇数は陽数偶数は陰数と考えられています。
神様や仏様にお供えするものは陽数である奇数個をお供えするようになっています。
義実家がどのような形でお供えするかわかりませんが(包みのままか、箱から出してお供えするのか)
もし箱から出してお供えする場合、中に入っているお菓子の数が偶数だとまずいので
奇数になるように選んでおきましょう。
郵送する日にちは?お彼岸入り前?秋分の日の前日?
先方着になる日にちはお彼岸入りする前日に送っておくようにしましょう。
お彼岸入りすると、お彼岸に入ってすぐお墓まいりをする場合もあるので、
前日(9/18)までに送っておくと良いですよ~。
お彼岸のお供え物に手紙を添えよう!例文紹介
お供え物を送るだけでも十分ですが、ちょっとした手紙を添えておくと
より印象が良くなりますし、手書きだと義実家の方も嬉しく思うんではないでしょうか。
余裕があったら手紙を添えてみて下さい。
拝啓
暑さが続いておりますがお義父さんお義母さんお変わりありませんか?
こちらは○○さん(旦那さん)と共に元気で過ごしています。
もうすぐ秋のお彼岸ですね。
本来ならばお参りすべきところなのに、お伺いできず申し訳ございません。
心ばかりですが御仏前にお供えを送らせて頂きます。
これから朝夕の寒暖差が激しくなってくる頃なので
お体にはくれぐれもお気を付けください。
また年末に伺うのを楽しみしています。
敬具
さいごに
参考になりましたでしょうか?
結婚するとそれまで意識していなかった季節の行事について
やらなければいけないことが多いですよね。
完璧な嫁を目指す必要はないですが、
ちょっとした気遣いがあると嬉しいものです。
義実家にも伝わると良いですね^^
お彼岸にはお参りできませんが、
年末でもそれ以外でも帰ったときにお仏壇やお墓にお参りするように
しましょう。